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　今、インターネットを使っていて遅いと感じている方は、インターネット環境がIPv6ではない可能性がある と思います。
今、使っているインターネット環境がIPv4かIPv6か、このURL（https://www.test-ipv6.com/）ですぐに わかりますので試してみて下さい。
下の様な画面が出てくれば、あなたはIPv6環境でインターネットが利用できていることになりまが、 下の様な画面にならない場合はIPv4環境で、多分遅いと感じているはずです。

それではIPv4よりIPv6の方が速度が早いと言うのは本当でしょうか？？？

　ちょっと、技術的な話になってしまうので、結論から申しあげると、IPv6はIPv4より伝送速度が早いわけでは なく、IPv4のインターネット伝送環境は輻輳が発生しているなど破綻をしているので遅いのです。
IPv6のインターネット伝送路環境が快適なので、結果的にインターネットが早く感じられるのです。

　IPv4のネットワーク構成は1990年後半に「Fiber to The home（FTTH）構想」および地域IP網（NGN：Next Genaration Network）で光ファイバー接続のインターネット環境が構築されました。 また、その時にインターネット・サービス・プロバイダー（ISP）の接続形態が決められました。 これが現在のIPv4のインターネット接続環境です。
ところが、実際にFTTHが早い速度で普及し、また、各家庭までの光ファイバーの伝送速度も1Gbps、5Gbps 、10Gbpsなどかなりの高速になっているにも関わらず、NGNと各ISPとの接続形態は1990年代に決められた接続構成 のままであるためにインターネット接続網構成に輻輳が生じ、ネットワークが破綻してしまっております。

もともとIPv4はIPアドレスの枯渇化などでIPv6への移行が進んでおりましたが、一般のインターネットユーザへの 普及が遅れておりました。
2000年以降にIPv6のインターネット環境を提供する通信事業者（VNE：Virtual Network Enabler）ができ、 一般のインターネットユーザーへもIPv6でのインターネット接続サービスを提供できる仕組みが整備されてきました。

当然、IPv6インターネット環境はIPv4インターネット環境の輻輳などの問題を解決したネットワーク網構成で 提供しているため、快適なのです。